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虫歯治療
虫歯治療の際は、極力歯を削らないことが重要です。一度削ってしまった歯は元に戻らず、もろく弱くなってしまうからです。そこで当院は患者さまの歯を残すために機器を駆使して治療にあたっています。
例えば、レーザー光で虫歯の進行具合を調べる、光学う蝕検知器を用いて、削るべきものかしっかりと判断できるようにしました。初期虫歯であれば経過観察をして、少しでも天然歯にダメージを与えずに長持ちさせられるようにしています。歯が生えたばかりお子さまなど、極力削らずにすませたい治療時に活用しています。
また、光学う蝕検知器を使うと、レントゲン撮影をせずにすむというメリットもあります。放射線のリスクを避けたい妊娠中の方の診察に役立っています。さらに拡大鏡も使うことで虫歯と健康的な歯を見分け、削りすぎを防止しています。
歯周病治療
歯周病治療では、歯科医師の処置に加えて、歯科衛生士による歯磨きレクチャーにもしっかりと時間を取っています。歯ブラシや歯間ブラシ選びなどのアドバイスもしますので、ぜひ一緒にお口を歯周病から守っていきましょう。
歯磨き方法をお伝えする際には、口内の汚れを薬液で染め出して写真撮影をします。これにより患者さまにご自身が磨くべき箇所をイメージしてもらえるようにしました。染め出しで色が変わった部分はプラークチャートというグラフで記録し、口内のどこを重点的に磨くと良いのかを、パーセンテージでご確認いただけるようにもしています。
治療後の定期検診では、1年に1回奥歯を、2年に1回はお口全体をレントゲン撮影して、口内の記録を取っていきます。長期的に記録を取ることで口内のちょっとした変化にもすぐに察知できるようにし、トラブルへの迅速な対応を可能にしています。
小児歯科
小児歯科では、まず歯科医院の雰囲気や器具に慣れる練習はもちろん、歯磨きのレッスンをすることからはじめています。また、親御さまに仕上げ磨きのレクチャーも行い、ご自宅でケアをきちんとできるようになってもらえるようにしています。
治療をはじめる前にお口のケアができるようにすることで、処置後に症状が再発するリスクを下げられるようにしました。
お子さまの治療の際は、親御さまにも一緒に診療室へお入りいただいています。一人で入らせてお子さまの自立を促したい方も、治療前後のご説明だけは同席いただければと思います。
診療室は全室個室です。お子さまが騒いでしまうことを懸念している方も、どうぞ気兼ねなくご来院ください。
入れ歯
当院が入れ歯作製時に重視しているのは、残っている健康な歯に負担をかけない構造にすることです。少しでも長く多くの天然歯を維持してもらい、お食事や会話を楽しんでいただきたいと考えています。
例えば部分入れ歯を作る際には、バネをかける歯への負担を考え、サイズにゆとりをもたせるようにしています。噛む力を分散できるようにすることで、少しでも健康な歯にダメージを与えずにすむ設計にしました。
また、患者さまのお口にフィットさせるべく、入れ歯完成後には小まめに調整にお越しいただいています。どうぞ検診と併せて、3~5ヶ月の頻度で定期的にお越しください。
つめ物・かぶせ物
保険診療内でも、コンポジットレジンとセラミックを混ぜた素材などを使い、白いつめ物・かぶせ物を作ることができます。口内の銀歯が気になるという方はご相談ください。
当院がつめ物・かぶせ物治療を行う際にこだわっているのは、できる限り長持ちさせることです。神経を抜いてしまっている歯など状態によってはあえて削る量を増やし、かぶせ物にすることで処置後に割れないように配慮しています。
患者さまにご自身の歯をなるべく長く使い続けていただくことを考え、臨機応変な処置を心がけています。